Pump/ja: Difference between revisions
updated for latest version. |
Sync with English version. |
||
| Line 1: | Line 1: | ||
{{languages}}{{Translation verification|revisionID= | {{languages}}{{Translation verification|revisionID=214764}} | ||
{{:Infobox:Pump}} | {{:Infobox:Pump}} | ||
{{About/ja| | {{About/ja|ポンプ|水を汲み上げる装置|offshore pump/ja|原油を汲み上げる装置|pumpjack/ja|caption1=汲み上げポンプ|caption2=油井}} | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
'''ポンプ''' | '''ポンプ'''は、流体を取り扱うための多目的装置です。流体の長距離移動、流量の制御、逆流の防止、および列車の積み下ろしに利用できます。ポンプは、流体版の[[inserter/ja|インサータ]]と見なすことができます。 | ||
ポンプの両端にパイプが接続され、電力が供給されているとき、入力側と出力側の流体が一致していれば、ポンプは入力側から出力側に流体を送り出します。入力側の液面がごく低い場合でも動作します。 | ポンプの両端にパイプが接続され、電力が供給されているとき、入力側と出力側の流体が一致していれば、ポンプは入力側から出力側に流体を送り出します。入力側の液面がごく低い場合でも動作します。 | ||
| Line 9: | Line 9: | ||
また、通常のパイプと異なり、側面にパイプを接続することはできず、前後にのみ接続できます。これは、流体が混ざり合う危険性がなく、「ダイオード」パイプとして機能する、互いに平行なパイプの密な列を作るのに便利です。 | また、通常のパイプと異なり、側面にパイプを接続することはできず、前後にのみ接続できます。これは、流体が混ざり合う危険性がなく、「ダイオード」パイプとして機能する、互いに平行なパイプの密な列を作るのに便利です。 | ||
[[File:packed_pump_entities.png|thumb| | [[File:packed_pump_entities.png|thumb|400px|none|側面からの流入がない並列ポンプ]] | ||
== スループット == | == スループット == | ||
ポンプは最大で、1ティック当たり最大20単位(1秒あたり1200単位)の流体を移動させることができます。このスループットが実際に達成されるかどうかは、ポンプの上流と下流の流体セグメントの流体レベルよって決まります。入力側セグメントのレベルが 20% 未満であるとき、1200単位を達成できなくなります。 出力側セグメントのレベルが 80% を超えるときも同様です。流体の一般的な挙動に関する包括的な情報は[[Fluid_system/ja|流体システム]]のページを参照してください。 | |||
== タンク貨車との積み下ろし == | == タンク貨車との積み下ろし == | ||
ポンプは、[[Train stop/ja|駅]]において[[Fluid wagon/ja|タンク貨車]]との間で流体の積み下ろしをすることができます。片方が線路に面し、もう片方がパイプに接続されている状態でポンプを設置すると、形状が変化します。タンク貨車が隣接して停車すると、ポンプヘッドが最も近いタンクの上部に接続し、流体の移動が開始されます。回路によって停止されているか、電力が供給されていない場合は接続されません。 | ポンプは、[[Train stop/ja|駅]]において[[Fluid wagon/ja|タンク貨車]]との間で流体の積み下ろしをすることができます。片方が線路に面し、もう片方がパイプに接続されている状態でポンプを設置すると、形状が変化します。タンク貨車が隣接して停車すると、ポンプヘッドが最も近いタンクの上部に接続し、流体の移動が開始されます。回路によって停止されているか、電力が供給されていない場合は接続されません。 | ||
[[File:Fluid wagon load.gif|frame|none|タンク貨車に流体を積み込むポンプ。]] | |||
== 弁としての利用 == | == 弁としての利用 == | ||
| Line 27: | Line 28: | ||
* ポンプが回路ネットワークに接続されている場合、条件を満たしている間だけ、流体を移動させます。 | * ポンプが回路ネットワークに接続されている場合、条件を満たしている間だけ、流体を移動させます。 | ||
*: これは、工場の稼働を制御するのに役立ちます。例えば、[[Lubricant/ja|潤滑油]]タンクから[[heavy oil/ja|重油]]タンクへケーブルを繋げることで、潤滑油が必要な場合だけ、重油を[[light oil/ja|軽油]]に分解するを止めることができます。 | *: これは、工場の稼働を制御するのに役立ちます。例えば、[[Lubricant/ja|潤滑油]]タンクから[[heavy oil/ja|重油]]タンクへケーブルを繋げることで、潤滑油が必要な場合だけ、重油を[[light oil/ja|軽油]]に分解するを止めることができます。 | ||
== 流体の長距離移動 == | |||
流体が作成されると、ポンプが必要になるまで、既存の場所から最大320タイル移動できます。ポンプはこの値をリセットし、別のポンプが必要になるまで流体をさらに320タイルまで移動できます。パイプが過度に伸びている場合、マップに警告が表示されます。複数のポンプの効果は重複しません。 | |||
== アニメーションと外観 == | == アニメーションと外観 == | ||
| Line 33: | Line 37: | ||
{{clear}} | {{clear}} | ||
== 履歴 == | |||
{{History|2.0.7| | |||
* 流体を送る速度が12000から1200に下がりました。 | |||
* 流体の動作原理が変更されました。 | |||
* ポンプにオプションとして液体フィルターが追加されました [https://www.factorio.com/blog/post/fff-405 (FFF-405(英語)で言及)] | |||
}} | |||
{{history|0.15.0| | |||
* グラフィック変更、素敵なアニメーションが追加されました | |||
* 2×1タイルにサイズ変更 | |||
* レシピ変更、[[electric engine unit/ja|電気エンジンユニット]]ではなく[[engine unit/ja|エンジンユニット]]が必要になりました。 | |||
* スループットが大幅に向上しました。 | |||
* 「小型ポンプ」から「ポンプ」に名称変更}} | |||
{{history|0.12.1| | |||
* コピー&ペーストの設定が小型ポンプで機能するようになりました。}} | |||
{{history|0.12.0| | |||
* [[circuit network/ja|回路ネットワーク]]に接続できるようになりました。}} | |||
{{history|0.10.0| | |||
* 衝突ボックスのロジックが変更されました}} | |||
{{history|0.9.0| | |||
* 導入}} | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
Latest revision as of 01:25, 14 November 2025
| ポンプ |
|
レシピ |
|||||||||||||
| +++ → | |||||||||||||
|
トータルコスト |
|||||||||||||
| +++ | |||||||||||||
|
マップ上での表示色 |
|||||||||||||
|
流体保存容量 |
400 |
||||||||||||
|
耐久力 |
|
||||||||||||
|
耐性 |
炎ダメージ: 0/80% |
||||||||||||
|
最大スタック数 |
50 |
||||||||||||
|
50 (1 スタック) |
|||||||||||||
|
寸法 |
1×2 |
||||||||||||
|
エネルギー消費量 |
30 kW (電気) |
||||||||||||
|
Pumping speed |
|
||||||||||||
|
採掘時間 |
0.2 |
||||||||||||
|
Prototype type |
|||||||||||||
|
Internal name |
pump |
||||||||||||
|
必要なテクノロジー |
|||||||||||||
|
製作可能設備 |
|||||||||||||
この項目では、ポンプについて説明しています。水を汲み上げる装置については「汲み上げポンプ」を、原油を汲み上げる装置については「油井」をご覧ください。
概要
ポンプは、流体を取り扱うための多目的装置です。流体の長距離移動、流量の制御、逆流の防止、および列車の積み下ろしに利用できます。ポンプは、流体版のインサータと見なすことができます。
ポンプの両端にパイプが接続され、電力が供給されているとき、入力側と出力側の流体が一致していれば、ポンプは入力側から出力側に流体を送り出します。入力側の液面がごく低い場合でも動作します。
また、通常のパイプと異なり、側面にパイプを接続することはできず、前後にのみ接続できます。これは、流体が混ざり合う危険性がなく、「ダイオード」パイプとして機能する、互いに平行なパイプの密な列を作るのに便利です。

スループット
ポンプは最大で、1ティック当たり最大20単位(1秒あたり1200単位)の流体を移動させることができます。このスループットが実際に達成されるかどうかは、ポンプの上流と下流の流体セグメントの流体レベルよって決まります。入力側セグメントのレベルが 20% 未満であるとき、1200単位を達成できなくなります。 出力側セグメントのレベルが 80% を超えるときも同様です。流体の一般的な挙動に関する包括的な情報は流体システムのページを参照してください。
タンク貨車との積み下ろし
ポンプは、駅においてタンク貨車との間で流体の積み下ろしをすることができます。片方が線路に面し、もう片方がパイプに接続されている状態でポンプを設置すると、形状が変化します。タンク貨車が隣接して停車すると、ポンプヘッドが最も近いタンクの上部に接続し、流体の移動が開始されます。回路によって停止されているか、電力が供給されていない場合は接続されません。

弁としての利用
ポンプは制御可能な弁としても使うことができます。
- 電力が供給されると、ポンプは流体を移動させますが、設定された方向にのみ流れます。
- 電力が供給されていないと、ポンプは何も通しません。
- ポンプが回路ネットワークに接続されている場合、条件を満たしている間だけ、流体を移動させます。
流体の長距離移動
流体が作成されると、ポンプが必要になるまで、既存の場所から最大320タイル移動できます。ポンプはこの値をリセットし、別のポンプが必要になるまで流体をさらに320タイルまで移動できます。パイプが過度に伸びている場合、マップに警告が表示されます。複数のポンプの効果は重複しません。
アニメーションと外観
履歴
- 2.0.7:
- 流体を送る速度が12000から1200に下がりました。
- 流体の動作原理が変更されました。
- ポンプにオプションとして液体フィルターが追加されました (FFF-405(英語)で言及)
- 0.15.0:
- グラフィック変更、素敵なアニメーションが追加されました
- 2×1タイルにサイズ変更
- レシピ変更、電気エンジンユニットではなくエンジンユニットが必要になりました。
- スループットが大幅に向上しました。
- 「小型ポンプ」から「ポンプ」に名称変更
- 0.12.1:
- コピー&ペーストの設定が小型ポンプで機能するようになりました。
- 0.10.0:
- 衝突ボックスのロジックが変更されました
- 0.9.0:
- 導入

