Kovarex濃縮プロセス
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Kovarex濃縮プロセス |
レシピ |
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Prototype type |
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Internal name |
kovarex-enrichment-process |
必要なテクノロジー |
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Kovarex濃縮プロセス(Kovarex enrichment process)は、ウランを遠心分離機で再精製する方法。開始には希少なウラン-235を大量に要求するが、利用可能なウラン鉱石をより効率良く使うための良い手段となる。
目的
ウラン濃縮処理は10ウラン鉱石から、ウラン-235 1つを0.007(0.7%)の確率で、ウラン-2381つを0.993(99.3%)の確率で精製すると期待される。(だが保証はされない) ざっくり143精製サイクルごとにウラン-235が1単位となる(もしくは、U-235とU-238が約1:142の比率)。これは今の所ゲーム内で唯一の確率的クラフトレシピとなる。
ウラン-235は燃料棒や原子爆弾の制作に必要で、特に後者は大量に必要なのだが、ウラン濃縮処理の確率分布はゆっくりとしか(U-235を)生成させてくれず、副産物のU-238が山のように積み上がることになる。Kovarex濃縮処理は、プレイヤーがより高速に(そして決定論的に)U-235を精製する手段であり、しかも余ったU-238を利用できる。
U-238が用無しというわけではないのに注意。これらは劣化ウラン弾薬、劣化ウラン砲弾、炸裂ウラン砲弾を作るのに必要で、燃料棒の2番めの原材料としても必要になる。だから、Kovarex濃縮で全てのU-238をU-235に変換してしまわないように(まあ、もし足りなくなっても、使用済み燃料棒を再利用すればそれなりの量のU-238が手に入るのだが)。
豆知識
- Kovarex濃縮プロセスの名前はMichal Kovařík氏にちなむ。彼はFactorioのリードデザイナーにしてWubeの共同創業者で、kovarexのハンドルネームを持つ(だいたい小文字で名乗る)。[1]
- 実世界に於いては、ウラン-235はウランの最も一般的な核分裂する同位体であり、自然に存在するウランの約0.72%を占め、残りの99.28%はウラン-238である。だからゲーム内の表現は、この観点からすればかなり正確だと言える。ウランはよく遠心分離機で濃縮され、235Uの割合を高めて核分裂反応に用いられる。
- ウラン弾薬は、ウラン濃縮の副産物である劣化ウランで作られており、濃縮過程で自然な存在比率よりさらに235Uが少なくなってほとんど238Uの塊である。劣化ウランはほとんど放射性ではなく、弾薬に使う理由は放射性や毒性ではなくて非常に高い密度や他の機械的特性である。