ゴースト
ゴーストとは、物流ネットワークから物資を建設ロボットに供給して建設するか、手動で建設するための計画ツールとして配置することができる、エンティティやタイルの半透明な目印のことである。ゴーストはそれが表すオブジェクトの機能を一切実行しないが、後にアイテムを構築すべき場所、あるいはエンティティが破壊された場合にはそれが立っていた場所を示すために存在する。ゴーストは組立機で使われるレシピのような設定情報を保存することができ、この設定は実体がゴーストの上に置かれたときに有効になる。
エンティティを配置するのとは異なり、ゴーストの配置や除去に範囲制限はない。
ゴーストとして適切なもの
エンティティ
プレイヤーが配置可能なエンティティの大半はゴーストになりうる。例外は自動車や戦車、ロボットなどの移動エンティティである。
機関車・貨物車両・タンク貨車・ 長距離砲車両はゴーストになるが、レールの上に配置しなければならない。
タイル
プレイヤーが配置できるあらゆるタイルは、ゴーストになる。
使い方
ゴースト1つを配置する
ゴースト単体は通常のエンティティやタイルと同じように、マップ上で左クリックして配置する。
ゴーストを配置するには、まず手にゴーストを持たなければならない。
アイテムを持っているときにShiftキーを押す
アイテムを手に持っているときにShiftキーを押すと、ゴーストのアイコンが表示される。この状態で左クリックすると、アイテム自身の代わりに、ゴーストが配置される。
アイテムが無いときにゴーストを持つ を有効にする
設定->インターフェースの下にアイテムが無いときにゴーストを持つというオプションがある。これを有効にすると、プレイヤーがインベントリにないアイテムを選択するたびにゴーストアイテムが提供される。これはピペットツール(Qキー)とクイックバーからのアイテム選択の両方に影響する。プレイヤーがゴーストアイテムを使用していて、その間に関連アイテムがロボットなどによってプレイヤーのインベントリに挿入された場合、ゴーストアイテムはプレイヤーのカーソルに残り、関連アイテムを手動で再選択するまでゴーストを配置し続ける。
建設計画
建設計画を配置すると、建設計画に含まれる全てのゴーストが配置される。
レールプランナー
レール設置するとき、レールプランナーは大量のレールを設置するときや曲がったレールが必要なときに便利な方法である。レールプランナーは、クリックと同時にShiftキーを押すとゴーストを設置する。ゴーストモードのとき、レールプランナーはどんな長さのレールでもゴーストとして配置できる。
破壊されたエンティティ
建設ロボット工学 を研究すると、あらゆる建設計画可能なエンティティ(列車を除く)が破壊されたとき(例えば敵によって)、ゴーストを残すようになる。建設ロボットの稼働エリア内の場合、これらの建物は自動的に再建される。
建設ロボットとの相互作用
建設ロボットは、以下のいずれかの条件を満たす場合、エンティティまたはタイルの実物を配置する。
- オブジェクトの建設に必要な素材が物流ネットワークに存在し、十分な数の建設ロボットが作業を始められる状態にあるとき。
- オブジェクトの建設に必要な素材がプレイヤーのインベントリにあり、プレイヤーが1つ以上の携帯ロボットステーションを装備しており、1体以上の建設ロボットを連れているとき。
ゴーストの寿命
プレイヤーが配置したゴーストは永遠に残る。破壊されたエンティティのゴーストはゲーム時間の1週間残る。残り時間はゴーストの下にある紫色のバーで示される。なお、建設ロボット工学を研究しておかないとゴーストは残らないので注意すること。
ギャラリー
建設ロボットが鉄筋コンクリートの通路を敷設する様子(クリックしてGIFアニメを再生)