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単位は、電気の量、アイテムの量、タスクの実行にかかる/必要な時間、あるいはスタック内の量が異なるアイテムのスタックの量を表すことができる。 | 単位は、電気の量、アイテムの量、タスクの実行にかかる/必要な時間、あるいはスタック内の量が異なるアイテムのスタックの量を表すことができる。 |
Latest revision as of 01:12, 11 May 2024
単位とは、定義によれば、さまざまなシステムにおける測定のための、明確で表象的な量のことである。 単位は、電気の量、アイテムの量、タスクの実行にかかる/必要な時間、あるいはスタック内の量が異なるアイテムのスタックの量を表すことができる。
ゲーム内のすべての単位が現実世界を完全にシミュレートしているわけではない。
仕事率
仕事率とは、単位時間に行われる仕事の量として定義される。
ワット (W)
仕事率の基本的な単位は1ワット(W)であり、1 W = 1 J/s と定義される。つまり、毎秒1ジュールの仕事を行うということである。
ゲームではキロワット (kW)・メガワット (MW) などの大きな単位とともによく使用される。
ランプ は点灯すると 5kW 使用する。レーダーは、稼働中に 300kW 使用する。これはランプ60個分に相当する。 1台の蒸気機関は、900kW 出力する能力がある。
仕事
仕事はエネルギーの伝達あるいはエネルギーの「消耗」として定義される。
ジュール (J)
仕事の基本的な単位は1ジュール (J) である。これは、1秒間に1ワット分の仕事を行った(エネルギーを伝達した)ことに相当する。1 J = 1 W s
ゲームでは、燃料は潜在的なエネルギーに過ぎない。これが使用されると仕事を行う。例えば、石炭1かけらを燃焼させると、4MJ を生み出す。蓄電池1個は、5MJ を蓄える容量がある。
現実世界では、キロワット時が、より一般的なエネルギーの単位である。しかし、これはSI組立単位ではないため、ゲームでは使用しない。
時間
ティック (1/60 s)
ゲーム内での 60分の1秒。ゲームが取り扱う最も短い時間の長さである。
秒 (s)
ゲーム内での1秒。現実の1秒と対応する保証はない。例えば、遅いコンピュータは、現実の60分の1秒に対応する間にティック全体の計算を終えることができないことがある。
日
1日は25000ティックまたは、416.67ゲーム秒(=6.94ゲーム分)の長さである。
距離/空間
タイル
タイルは、距離の単位としても面積の単位としても使われる。例えば、物のサイズは、「2×2タイル」のように表現できる。これは、物の大きさがタイル4個分の正方形の領域に等しいことを意味する。平方タイルは、しばしば単にタイルと呼ばれる。タイルの長さは約1メートルと仮定する。
チャンク
チャンクは1辺が32タイルの長さを持つ、正方形の領域である。(1024平方タイル)
物流
スループット
時間あたりのアイテム数、もしくは時間あたりの流体単位。以下の単位が用いられる。
アイテム数 / ゲーム分
ベルト
スループット = 速度 × 密度
比較すると、搬送ベルトは、通常約900アイテム/分を輸送し、高速搬送ベルトは、最大1800アイテム/分、超高速搬送ベルトは、2700アイテム/分近くになる。 詳細は 搬送ベルトの物理学 を参照。
物流ロボット
スループットは距離、ロボットの数、アイテムのスタックサイズに依存する。ロボットが1秒間に1タイル移動でき、一度に1つのアイテムしか運べないと仮定しよう。また、戻る必要もある。その場合、このロボットは1秒間に1/2のアイテムを輸送できる。もしロボットが2体なら、1秒間に1個のアイテムを輸送できる。距離を2倍にすれば、また1秒間に1/2のアイテムを運ぶことができる。
列車
列車あたりのアイテムは、全ての貨車の容量の合計になる(貨物車両は40スタック、タンク貨車は25000流体、長距離砲車両は長距離砲弾100発)
最高速度(Sとする)と加速度(Aとする)は、燃料種別と列車の重量によって決まる。石炭を燃料にした機関車1両(貨車なし)は、72タイル/秒・9.26タイル/秒/秒となる。
ある閾値を超えると、列車の質量が増加するにつれて最高速度は直線的に減少し始める。加速度は、進行方向を向いている機関車の数に比例し、列車の質量に反比例する。減速度は貨車の数+機関車の数に比例し、列車の質量に反比例し、制動力の影響を受ける(列車の質量はすべての貨車と機関車の質量の合計である。車両に関する詳細な情報は、機関車・貨物車両・タンク貨車・長距離砲車両のページを参照)。
警告:以下の計算は、加速度=減速度を仮定しており、赤信号を考慮していない。
駅と駅の間が、列車の最高速度を出せるくらい十分に離れている場合、移動時間は
(2S / A) + (距離 - 4 * S^2 / A) / S
となる。駅間がそれよりも短い場合、移動時間は
2 * sqrt(距離 / A)
となる。 列車は積み降ろしのために往復するので、合計スループットは、
列車あたりのアイテム数 / (2 * 移動時間)
となる。
容量
基本的に、輸送単位あたりのアイテム数である。多くの場合、輸送するアイテムに依存する。貨物車両は40スタックの容量を持っている。スタックサイズはアイテムの種類によるため、鉱石であれば2000個、鉄板・銅板であれば4000個を輸送できることになる。
密度
タイルあたりのアイテム数で測る。
アイテムを地面に並べると、0.28タイル2になる。1タイルには、12.752041個のアイテムを置けることになるので、最もうまく行った場合、1タイルに12アイテム置ける。
ベルト
ベルトの場合も同じで、ベルトに2レーンあり、1レーンに4アイテム、1ベルトに8アイテム置ける。
ベルトにはもう一つ、圧縮というものがある。良い圧縮とは、ベルトを最大密度になるように充填することであり、最大スループットになることである。 詳細は 搬送ベルトの物理学 を参照。
スタック/チェスト
一見するとシンプルだ: チェストはタイル1枚分の大きさがある。チェストにはX個のスタックがあり、それぞれにY個のアイテムを入れることができるので、密度は単純にX×Yとなる。
MODを使えば、チェストのような輸送ボックスを追加し、アイテムを梱包したり箱詰めしたりできるようになる。