リプレイシステム
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概要
リプレイは、セーブデータの中に保管されたファイルであり、映画のように、ゲーム開始から再現するために必要なあらゆる情報が蓄えられている。この機能で、プレイヤーはこの世界がどのように出来上がったのかを見ることができる。
リプレイの作成と再生
リプレイは、マップが始まると自動的に裏側で作成されます。これを有効にするには「リプレイを記録」オプションにチェックを入れて新しいゲームを開始する必要があります。この設定は、ゲームモード(フリープレイ・シナリオなど)を選択する画面の右上にあります。リプレイは以下のような強い制約があります。
リプレイを再生すると、時系列順にプレイヤーが行った操作を再現していきます。再生速度は速めたり遅めたりして、お好みの速度に調整できます。
リプレイを再生するには、メインメニューから「シングルプレイヤー」→「ロードゲーム」に行き、右上の ▶ 再生ボタンを押します。
リプレイ中のGUI
リプレイの再生中は単純な制御用GUIが使えます。
上のバーは、リプレイ全体の中の再生位置を示し、下のボタンで以下のことができます。
- リプレイの再生/一時停止
- 再生速度を遅くする
- 再生速度を速くする
マルチプレイヤーのリプレイでは、ドロップダウンでプレイヤー視点の変更ができます。さらに、F10キーで次のプレイヤー視点に切り替えることができます。
マルチプレイヤー
リプレイ可能なセーブデータは、GUIで作成しなければいけません。
ゲームをローカルでホストする場合:
- メインメニュー → マルチプレイヤー → 新しいゲームをホスト → 右上の「リプレイを記録」をチェック → ゲームモードを選択 → 次へ
- 必要に応じてマップ設定を変更 → 次へ
- 必要に応じてマルチプレイヤーサーバ設定を変更 → ゲーム開始
専用サーバでゲームをホストする場合:
- メインメニュー → シングルプレイヤー → ニューゲーム → 右上の「リプレイを記録」をチェック → ゲームモードを選択 → 次へ
- 必要に応じてマップ設定を変更 → 次へ
- ゲームメニューを表示 → セーブ → 終了
- 作成されたセーブデータを専用サーバのセーブデータディレクトリにコピー
- コピーしたセーブデータを使ってサーバを起動
制限
- 古いバージョンで作成されたリプレイは再生できません。リプレイを再生するにはバージョンを戻す必要があります。
- MODの追加・削除を行うと、リプレイデータが破壊されます。
- シングルプレイヤーのリプレイ再生は、キャラクター視点に固定されます。
- 再生をスキップすることはできません。見たい場面まで完全に再生する必要があります。
- Re-winding (A.K.A. Going backwards in time ) is not possible.
- 巻き戻し(時間遡行ともいう)はできません。
- セーブファイルはGUIで作成する必要があります。ヘッドレスバージョンではリプレイを有効にできません。
高度な機能
- リプレイ再生中にゲームをセーブすると、その時点からゲームを再びプレイすることができます。
- これによって、ある時点のゲームをズームや移動の制限なく調べる事ができます。
- セーブデータ内のスクリプトファイルを変更しても、リプレイは無効になりません。これは、リプレイの実行中にバックグラウンドでスクリーンショットを撮るなど、ゲームの状態に影響を与えないスクリプトを追加するために使用できます。ゲームの状態に影響を与えるスクリプト (エンティティの作成など) を使用すると、リプレイは破損します。
- セーブデータをシナリオに変換し、そのシナリオから新しいゲームを開始すると、その時点からリプレイが再開されます。例えば、MODやバージョン変更によって前回のリプレイが無効になった後など、最初にセーブを作成した時点から録画を開始する場合に使用できます。以下が、セーブデータをシナリオに変換し、リプレイを有効にして新規セーブゲームを開始する手順です:
- メインメニュー → マップエディタ → セーブデータを変換 → セーブファイルを選択 → 変換
- メインメニュー → シングルプレイヤー → ニューゲーム → セーブデータ名「ユーザーシナリオ」のシナリオを選択 → 右上の「リプレイを記録」をチェック → ゲーム開始